2011年4月7日木曜日

1184:駄目だこりゃ

2日間の大会議が終わった。結局成果なし。

3年目のSWAPも劣化するばかり。省側にやる気が全くないのが原因だ。国民性に合わないのか、水セクターに問題あるのか。

アフリカ開銀、UNICEF、NGOらは熱心に介入する意図は分かる。弱小だからSWAPがないと発言権が薄れる。

EUや世銀は流石にお金持ち。SWAPなんかにかかわってなくても余裕だ。今まで世銀が係る意思がない理由が良く分かる。

省の良識的な人はもう参加する意識もないようだ。何度やっても夢物語だから。毎年リセットだけで進まないことを知っている。

SWAPに効果がないなら止めた方がいい。絶対にする必要性はないのだ。IWRMと同じ。

計画局も全くの体たらく。責任者が出て来ない。次官も仕方なしに出ている感じだ。

世銀の代表と会って密談したが、意見は同じだった。これじゃあ、幼稚園だね。

これから協働してやっていきたいねと同意。彼は中々物分かりがいいし、アフリカ開銀の現地担当と違って良識を持っている。アフリカ開銀も担当者はこの国の人間だから存在感を示せるSWAPで活躍しないと首になる。

UNICEFの担当者も契約で来ているイギリス人。彼の立場もそうだ。NGOもそうだ。彼らの仕事を続けるためにSWAPの発展に力が入っているにすぎない。以前のCIDAと同じ発想。CIDAは流石にSWAPが進展しないので撤退してしまった。インドネシアと同じだね。持続性に欠ける。

世銀からコンサルを紹介してもらた。このコンサルは前回書いた戦略アドバイザリー会社だ。アトキンスとこのコンサル会社と連携するのが現実的だ。アメリカ人だから英語が気持ちがいい。彼らと名刺交換したの僕だけじゃないだろうか。今後役に立ちそうだ。

Reality

Myth

やはり、この国のSWAPは後者だったね。

国際機関の連中は職員の持続性のためにやっている場合があるから注意したい。NGOも同じ。NGOがかなりやばい感じを受ける。

次官がいいことを言った。

「省や水公社の人員が少ないのは分かるが、国際機関やNGOに行ってしまうからじゃないの。この会場にも沢山いるね。」

これには、笑えた。

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