2010年4月10日土曜日

627:老人ホーム調査団

凄いタイトルをつけてしまったが、敢えて付けました。

最近やってきた調査団は5人。全員ある大手コンサルのお名刺を持っていらっしゃるが正社員ではなさそう。

団長は50代なのだろうか。お子さんが高校生ということだったから。業務調整は若いが南米あたりの日系人で、まあそこそこの動きでどちらかと言えばおっとりタイプ。機敏性に欠ける。

後のお3人がすごい。年齢的には70歳前後だろうか。

動きがない。誰かが助けてくれると思っていて、全ておんぶにだっこ状態。それぞれ昔は専門家だったんだろう。日本語でのコメントは一応されるが、英語での積極的なご発言や行動はない。

人ごとだが、調査はうまく行くんでしょうか?

コンサル業界の人材の劣化は感じているが、まさに最悪の団構成である。団長さんも穏やかな人柄だが、今一つ頼りなさそうだ。意思決定力がない。

自分自身も70歳ぐらいまでコンサルを続けたいと思うが、せめてクライアントや相手国側から評価されるレベルは維持したいものである。そうでなければ廃業だ。

大先輩の過去には敬意は払いたいが、やはり報酬は頂いているのだから実仕事をしないとね。

余談だが、20年も前にトルコのアダナの案件で副団長だったが、団長が海外コンサル経験なしの方でおじいちゃん。トルコ側から、団長は英語、専門性、年齢で問題ありと相談され困ってしまった。本人には言えないので、「全て自分がしますから許してね。」とトルコ側に懇願して何とか許してもらった。事情を知らないご本人は逆切れする始末。老人性の症状であった。誠心誠意助けても、助けられたと思わない方だったね。その後何のご縁かある独法でお見かけしたが挨拶はしなかった。彼もまさか小生がそこにいるとは思わなかったので気付かれずに済んだ。

いやー、本当に参りました。まさに老人ホーム調査団。

0 件のコメント: