2010年4月11日日曜日

628:太陽光発電によるウォーターポンプ

去年、当地南部で太陽光を利用した給水ポンプがあるというので見学したが、残念ながらソーラーパネルが盗まれ廃墟だった。

ソーラーパネルは他の目的にも利用できるから盗難の可能性が高い。南アあたりからソーラーパネルを買ってくる人もいるくらい普及している。

盗難と言えば、ハンドポンプのステンレス製の部品が盗難で破壊されることも以前から問題であった。最近は金属の値段も下がり盗んでもいい値段がつかないのだろうか。

さて、ずっと実物を見たいと思っていたソーラー発電による給水ポンプ及び給水施設を見ることができた。まだまだコミュニティーベースでの施設は見ていないが、ヘルスセンターなどに設置されることが多くなったようだ。

ポンプにはDCとAC用があり、ACの場合はインバーターでDCからACに変換する。太陽光発電はDCである。今回見たのは山深い隣国との国境の施設であった。山深いため盗難の恐れはないようだ。コントロールパネルだけは鍵のついた小屋に設置されている。

太陽光発電による給水ポンプもここ何年かで急に普及し始めている。まだまだ地方給水で採用されるケースは少ないがもう間もなく日本の援助で採用されることになると考えている。日本ではシステム全体を1社で作るところまでは行っていないようだ。ドイツやアメリカなどでは1式簡単に手に入る。当地で見たのはドイツである。病院や学校ではなくコミュニティーレベルで設置し管理運営され盗難にもあわない施設を考えないといけない。

今大きく動こうとしていると予感する。水処理の膜も同じであろう。

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