2009年5月16日土曜日

175:オーストラリアのカトリック教会事情

今泊っているホテルの最後の朝食は獣医さんとオーストラリアのカトリック教会事情を聞くことができた。発音からアイリッシュ系と見てカトリックのことを聞いてみた。やはりアイリッシュ。周りにファーザーやシスターがいっぱいいるそうだ。敬虔な信者であり昨今の教会離れ、衰退を嘆いていた。反対にイスラム教の勢いが激しいらしい。

やはりオーストラリアではアイリッシュ系は多いがカトリック教徒の活動や神父の数が激減しているそうだ。
日本も同じ状況である。一人でいくつもの教会を任される。大変な重労働であり、年配者しかいないので事態は良くならない。

ここ何日かパパ様が中近東を回っている。隣部屋に住むアメリカ人牧師夫婦もそのことをヴェランダで話していた。

ここ南部アフリカでは宗教と政治が密接にかかわっている。これは政治だけでなく生活そのものに宗教が係っているからだと思う。比国しかりだ。大統領の選択にも大きく影響する。南アのツツ元大司教もその一人だ。

宗教と政治の話は海外では禁物と言われているが、確かに一面ある。しかし、自分の宗教を意識しない多くの日本人は海外の素朴な人々の気持ちが果たして理解できるかどうか??

イランではメッカに行った人からイスラムでの祈りのための数珠をもらったが、いつも鞄の中にあり、十字架やオメダイなどと一緒にしている。両宗教の理解と協調ができることを祈る。

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