数日前から南アの映画専門チャンネルを見ているが、これまでダイハード1,2を見た。今日は3である。確か最近日本でもダイハードシリーズを連続見たが、世界的な配給システムは南アでも同じなのか。
それにしてもダイハードシリーズは何度も見ているが見飽きることがない。どうしてだろうか?
まず脚本の良さ。全体の構成は同じだが見る者を飽きさせない新しい状況設定と登場人物のキャラクターか。何べんも見ているので伏線もうまいのが分かる。悪人がドイツ訛りというのも極悪非道らしくいい。それにしてもドイツ人はいつもナチ的な扱いだし、カナダは無防備な国として扱われていてかわいそうだ。
これはダーティーハリーや007シリーズにも共通する作り方だ。新作は常に進化し、時代の流れを捉えている。
最新作のダイハードシリーズも4回目となると奥さんとはすでに離婚していて、代わりに娘が登場。コンピューターを駆使する悪人には若手俳優が補助的に登場。お金をかけた映画というものはこうでなくてはいけない。だからいい脚本も書けるのかも。
これも観客の強いdemandがあるのが前提である。そしてその需要を満足してくれるのだ。
それでも潮時というのもあり、次をどうするかという難問は常にある。
コンサルティングビジネスも同様であろう。同じ発想と同じプランではいずれdemandに合致しなくなる。経営という「魔物」を相手にするほど知恵も勇気も人徳もないが、demandをどう確実に捉えるかは仕事の範疇である。チャレンジ精神は自分ではなくお客様のdemandに対するものでなければいけない。自己達成の登山ではないのだ。
当地アフリカでの真のdemandはなんであろうか。雇用の確保かな。自分ではちょっと荷が重いdemandだ。
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