2009年5月9日土曜日

166:最近の衛星テレビ事情雑感

最近の衛星テレビ事情雑感

アフリカに久々来て衛星テレビ事情の変化を感じている。無線LANアクセスに制限があり高価であるため、下記に列記する。

1.BBCのCMにトルコ航空が出てくるとは!!それも有名ハリウッドスターを起用している。トルコには6プロジェクトに参加し88年から96年まで携わったが、国内路線以外全く利用していない。そんなトルコ航空もBBCのCMまで登場とは。同じくBBCのCMにはクウェートファンドもあった。
2.黒人のための専用チャンネル(Africa Magicとか)もありアフリカ全体に放送されている。ドラマもあり、メロドラマすらある。メロドラマは昔スペインが有名だったし、アジアでは韓国、香港があり、今は黒人のためのメロドラマである。流石に英語の台詞に不自然さがあるが。
3.BBCとCNNの差がなくなってきた感じがする。BBCのエンターテイメント的な様相が増している。BBCは地味だが信頼性の高く、CNNにない良さがあったのだが。
4.衛星放送ではないが、地元国営放送では朝5時過ぎだが日本の若者の就職事情を紹介した番組が放映されていた。女性のとび職とか瓦職人の2例を見た。中々面白い。
5.流石に今でもNHKは南部アフリカで見られない。日本人が少ないせいであろう。まあ見てもニュースしか見るものがないが、日本では絶対に見ない番組も暇つぶしにはいいのだが。国際放送では既に韓国や中国に負けている。
6.日本ではWOWOWでCSIやFBI心理捜査官、メディアムなどを見ていたがここでも一部見られて良かった。アメリカのテレビドラマは脚本がいいので見ていて飽きない。映画もテレビもやはり脚本が勝負である。
7.4年前だがタジキスタンのアフガン国境のUNDPゲストハウスに滞在したが、120チャンネルの衛星テレビをサーフした。チャンネルがあり過ぎるのは選択する心理を混乱させる。せいぜい10チャンネル以内が良さそうだ。その内、3チャンネル程度に落ち着くのが通例である。

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