GTZのDr.フパートの行方はまだ分からないが、彼が04年に参加したGTZのマニュアルに達した。
天然資源とガバナンスに関して、持続的資源利用のincentiveを徹底的に扱ったマニュアルである。GTZとしてはかなりの自信作というイメージを感じる。
誤った資源利用や過剰な開発を進めるincentiveのメカニズムの分析から初めて、より持続的な開発への方向性を考察している。incentiveのオンパレードである。彼は後にIWRMにincentive compatibilityを適用している。
天然資源管理をかじったついでに、新しいingrated何がしの言葉を紹介しよう。まだ日本や欧米でも認知されていないように思える。INRMである。integrated natural resources management。
あっちもこっちもintegratedならば、もうintegratedは無しでもいいのではと穿った気持ちになりました。
オーストラリアのノーザン・テリトリーの場合は05年に州政府がINRM計画を発表している。勿論、AMも基本方針のひとつである。本例だけでは何とも言いがたいので他州或いは他国の例を探索してみたい。
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