2010年3月4日木曜日

579:就職難か

ネット情報でも毎日昨今の就職難の記事が散見されている。状況はかなり悪そうだ。正社員を取らない会社がほぼ5割とか。

確かに生涯賃金で比べれば正社員の方が非正社員より数千万円高いと統計上はある。でもそんなことを考えて小学校から大学まで気にしていたら何のために仕事をするのかが分からなくなる。

有名大学でても就職できないのだから、もっと根本的な人生設計をする必要があるんじゃないの?

と言いたいところだが、実際はできない。人生は不確実性の最たるもの。何が起こるか予想できない。

自分のことを振り返っても、浪人、留年、大学院と無駄が多い。中学以来まともに受験勉強をしたことなかったし。結婚も同様。神様のしゃれた計らいで運命的な出会いで結婚したし、子供の誕生も同様だ。

子供は3人いるがまだ勉学の真っ最中。就職ということになれば大変だが、まあ何とかなるんじゃないかと心配はしていない。就職してもいい会社でいい仕事ができるとも限らない。自分自身の経験だと徐々にいい仕事に繋がっていくと期待している。海外コンサルの場合は兎に角経験と知見しかない。技術士とか英語の資格とかあんまり評価されないし。会社の幹部になりたいのなら別だが、専門家になるのなら一生勉強が続く。

子供たちのなりたい職業はそれぞれだし、それは自分で見つけてほしいが、勉学の支援だけは何とかしたいとだけ考えている。実際3人いると大変だけどまあ何とかなるんじゃないかと考えるようになった。自分も26歳まで学生だったし30歳まで実家から通って給料は使い放題。子供に意見言える立場じゃない。

面倒をかけた親ももう二人とも80歳を超える。母親の80歳の誕生日会を妻が主催してくれるそうだ。有難いですね。そういう妻に巡り合えたことが人生の幸せということかも。

そんなことをアフリカの奥地で思った。3人の子供の仕事も大事だけど、いい人に出会えれば、と祈っている。こればっかりは何ともしがたいしね。

0 件のコメント: