2010年3月14日日曜日

597:海外志向は2割以下?!

このホテルも昨年から定宿だが、省に歩いて5分というのが決め手だったので、食事のサービスの悪さは気にしないことにしていた。ただ、最近従業員も入れ替わりが激しくサービス教育が徹底していないのかその劣化が目立つようになった。サービス業を生業にする立場だからお客さまに対するサービス精神の低下が気になっていた。新人の質の低下では、まず挨拶ができない、サービスの不備に対する謝罪もなくなった。年のせいでしょうかね。賃金が安いのでやる気がでないのだろうか。

この国の人は一見穏やかに見えるし、部族間の争いから内戦になることもなかった。だからと言って純朴かというとそうではないらしい。日本人と同じで感情を出さないことが美徳のようだ。ある人から「根に持つ人が多いから注意した方がいい」と助言はされている。

さて、今日のネットのニュースではベネッセの調査報告があった。高校生までの調査で、海外で活躍するという夢や願望は2割以下だそうだ。この結果をどう見るかはいろいろあると思う。まあこんなもんでしょう、というのが小生の考えである。うちも子供3人いるが、親父が海外でなにしてるかという強い関心はあんまりなさそう。ただ、職種は違ってもいずれ海外に行きたいという考えはあるみたい。その程度でいいんじゃない、と思う。

だから、今の日本で2割程度の学生が海外で働きたいというのは寧ろいい線なんじゃないかな。海外は観光でいくところと思っていても問題はなさそうである。内向きといういい方もネガティブに聞こえるが、平和な日本でより良い生活を目指すのはおかしくはない。

欲を言えば、学生の1割でもいいから海外志向を真剣に考えてくれればいい。今BBCで比国の観光振興の番組をやっているが、フィリピーノは海外でしか働けない宿命を持っているのだ。それに比べれば日本は幸せそのもの。セブの特集だが、地元のジャーナリストの女性はエスパーニャ。名前からして知事さん一族の方かな。エスパーニャだから美人ではある。

話が逸れた。

小生の場合は、海外で人が嫌がる仕事が好きなので何とか生活が成り立っている。人が嫌がることとが寧ろ好きだと云う人は精々1割程度でいいんじゃない。みんなが好きになったら実力のない小生は生きていけない。

大学の就職率も80%だという。これも80%経済と同じである。みんなと同じことを目指してたらつまらないし競争に巻き込まれてしまう。

競争社会で生き抜くには競争が成立しない骨太で唯一な専門性を追求すると持続的な人生が得られる、と思いたいのだがいかがであろうか。

0 件のコメント: