2010年3月12日金曜日

592:無事首都に戻る

また中国からのグーグル攻撃があったのだろうか。コメント管理したら中国語のコメントが入っていたので消去した。

昨日は無事に首都に戻った。事故もなく幸いである。事故は運転手の判断ミスとかが切っ掛けで起こることが多いと感じる。トルコでも雪道で滑り危うく急流に落ちるところだったが何を逃れたことがある。サウジでも2件の事故を目の前で見た。バングラからの運転手はあれはサウジ人だから、と笑っていた。今回の運転手も長距離の運転の雇用は初めてだったが、疲れとともにいらつく性格が出てきて勝手な判断で行動する傾向が見られ注意するとよりいらつくので、これからは通常の市内の運転でも雇用しないことにした。間違いを認めないことも散見されたし要注意である。運転手は沢山いるしスペアーを数名確保しているので問題はない。

今日は水資源委員会事務局にお邪魔した。今回見た各流域の感想を述べコメントを頂いた。概ね小生の観察は間違っておらず、追加的な助言を得た。そんな中、委員会事務局のキャパビリの話がでて、日本側に支援の可能性はないかと聞かれ、早速準備作業に入った。


もうひとつ面白い成果を彼らから頂いた。UNICEFの協力で作ったある県の水供給アトラスである。28県で最初に作成されたという。データ自体はそれぞれの県であるが、GISを使ったアトラスとしてまとめられたのは初めてである。こうした成果も省としては公式に発表されないので、時どき各局などにお邪魔しないと出てこない。

こういう情報やコミュニケーションシステムを円滑にするのも小生の任務ではある。最近はそうした行動が各局で認められてきたので、彼らの方からアプローチがでてきた。いいことである。

当地の滞在ももう去年からのべ7カ月。やっと信頼関係が形成されて来たのだろうか。これがないと何も進まない。持続性とは要は忍耐である。あんまり高い目標を掲げても直ぐ頓挫してします。セミナーや会議ばっかりじゃ一過性なんですね。

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