当地は南部アフリカの小国だ。人口も1600万人ぐらいか。統計が正確じゃないのでよく分からない。
大学の数は押さえていないが、どうも相当少ないようだ。例えば、工学系は1つしかない。かんがいなど農学系も1校。理系も多分1校だ。
人口が少ないからそうなんだろうね。工学系の大学は60年代後半に独立とともに設立されたと聞く。例えば土木工学科は20、30人ぐらいが1学年の定員らしい。40年で約1,000人。しかしHIV/AIDSなどの影響で随分亡くなっておられるから卒業生は何人生きているか?
従って、水省や水公社などの水関連の専門家は同じ大学土木の卒業生である。地方の水公社でも全てそうだ。日本では考えられないことである。学閥がないということになる。大学院はないので皆さん隣国や南ア、イギリス、アメリカに行く。日本の大学院に行った人は今のところいないようだ。
ある若手から日本の大学はいくつあるの、と聞かれて、多分500校以上じゃないの、と言ったら、ビックリしていた。
ここ商業都市の水公社は市街地に近く貯水池に設置されている。水公社ビルの写真を取っていたらマシンガンを持った兵隊に咎められた。テロリストを警戒しているとのこと。他の水公社ではいない兵隊が常駐しているとはびっくりだ。
明日はザンベジ川の支流に行く。水流と物流の大プロジェクトの対象河川である。交通計画を学んだことをいずれ活かしたいものである(これは前号に関連)。
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