報告書の作成に取り掛かって3日目になる。目次案を多少修正加筆しながら進んでいる。今のところ予定通りの進捗である。
今度の金曜から始まるイースターの4連休は、最も重要な運用マニュアルの作成に当てている。
報告書はまあ普通の書式でよろしいが、マニュアルとなるとそれではいけない。マニュアルというものは運用上の指針でありそれだけ格調高くなくては誰も使わない。勿論、使って実務的に役立たなくては意味が無い。そのためにも報告書とは一味違った書式にする。
コンサルタントの仕事ではあんまり運用マニュアルを書くことは少ないし、久しぶりである。ただ、参考となる良質なマニュアルの参考例は膨大にもっているので、今回の目的に合致した書式を使うことにした。既に決めている。
それは、ある開発銀行の運用マニュアルである。書式として非常に格式高いのだ。定義から始まり、運用方法が法律のごとく続く。まあ技術スペックと同じである。揺るぎが無いことが肝心である。「定義」のないガイドラインやマニュアルはまず使い物にならない。
実は、昨年小生が実施した案件形成作業の全てのプロセスをカウンターパート機関職員に伝授することを目的としている。小生がいなくなっても同様の作業ができ、且つ、いい成果がでるように作る。
だから、成功事例を持続的に生み出す手順と知恵が満載することになっている。省の職員はあまり興味がないが、日銭を稼ぐ水公社の職員は反対に興味津々である。彼らは案件実施に非常に熱心である。5つの水公社の競争もある。
案件実施を可能にする実践的な「傾向と対策マニュアル」である。
プロジェクトが無ければ管理なんて成熟しないよね。開発と管理は両輪であるから。
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