2010年3月17日水曜日

599:アフリカ中古車輸入事情

今日は久々地下水部門のK君に会った。別件で知りたいことがあり彼に聞くことにしたからだ。彼も道路公社とかコンサルを渡り歩き水省に入っている。勉強熱心で、且つビジネス感覚もあり公務員でありながらコンサル会社を経営している。これは暗黙で許されているらしく、別の職員も兼業だ。

水省の給与も低いからそうせざるを得ないらしい。保健省に務める4歳下の彼の奥さんの給与は彼より高いそうだ。何で、と聞くと、面白い答えが返ってきた。なるほど。医者や看護婦は海外でも就業可能だから、南ア、ヨーロッパ、北米でも歓迎されるらしい。政府も医者や看護婦の海外流出を防ぐため若干給与を上げているらしい。水省の3割増しだそうだ。教育省は相当低いらしい。いくら英語ができても外国ではノンネイティブだし教師としては価値が無い。なるほどね。最近はエンジニアが海外に流出しているらしい。

そんな彼が就業中に夢中でパソコンに向かっているので、何してるのと聞くと日本の中古車輸出業者と交渉中とのこと。トヨタの中古車で気にっているものがあり、価格は全部で7000ドルだという。この値段が適正かと聞くので答えた。

10年で7万キロ。写真の感じだとまあまあだ。しかし、日本の中古車市場では、6000ドルから10000ドルの幅がある。日本では中古車といえども再整備するので、輸出経費込みでタンザニアまでのコストを入れて7000ドルでは安い。

しかし、安過ぎじゃない、とコメントした。どんな状態で来るかは不明だ。買う買わないかは彼の判断だがリスクはある。まさか盗難品じゃないだろうか、と言わなくてもいいコメントもした。

彼も迷っているらしい。少し他社もあたってじっくり考えた方がいいよと伝えた。

兎に角、この辺ではトヨタの10年ぐらい経った中古車が多い。うちのイプサムもそこらじゅうで走っている。まだハイブリッドはない。ハイブリッドの中古車はここで整備修理できるんでしょうか??

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