2010年3月17日水曜日

600:Loughboroughって読めないよね

イギリスのWEDCからメールが来た。以前から開発途上国の水と衛生に関する資料を頂いていたが、今回は全面的な情報公開を決定し、彼らが過去40年に亘って蓄積した知識ベースを開放するという。

願ったり叶ったり。タダとのこと。そうだよね。今時論文とか有料というのはセコイ。

早速登録してOK。いいねこういう団体は。これこそ情報の共有化である。

WEDCはイギリスの大学の機関である。主題の名前が大学名。さあ、どう発音しましょうか。

片仮名表記だと、ラフバラ、と読むらしい。とても最初からは読めない。土木工学科もあるらしい。

WEDCはあまり日本では知られていないが、スイスのSKATと同様村落の給水とか衛生に係る技術的な資料や論文が多く、大変お勉強になる。

暇な時にでも知識ベースにアクセスしてみよう。

イギリスやアメリカはタダで情報公開している大学や機関が多く実務上助かっている。洪水情報データベースではアメリカのダートマス大学が有名。以前、中央アジアの調査があって、おバカな団員は現地で殆ど洪水情報を手に入れることができなかったが、団員でない「ゴーストライター」の小生は現地に行かなくてもダートマス大からちゃんと頂いていた。

現地に行っても情報を得られない事態を想定することもプロのコンサルタントの必須条件である。現地でデータがありませんでしたとクライアントに言うようでは何年たってもプロとは言えない。

0 件のコメント: