日本ももうすぐ4月で新学期。
妻からメールが来て田園調布からだった。あんまり馴染みのない場所ですね。カトリック田園調布教会で助祭になる叙階式という盛大なお祝いのごミサがあり参加したとのこと。日本では中々見れない素晴らしいごミサだったらしい。
フランシスコ会だから以前お世話になったドイツ人のウルバン神父にも会ったそうだ。その後自由が丘でお買い物だそうだ。25年以上前はよく妻とデートした懐かしの町だ。長女も気にいったそうだ。さいたま市とは流石にセンスが違うよね。まあヨーロッパやアメリカの上品な町に比べたら負けるけど。
さて、次のメールはサウジ水資源関係。3年前から水資源管理開発計画調査が続いている。何とか最終報告書が出されるようだ。土方的な設計や施工監理がお得意のコンサルだったから計画調査のセンスはいまいち。だから水資源管理計画なんかは全く理解できていなかった。クライアントさんもこういうコンサルしか出てこないのでご苦労が多い。前社長、常務、水資源部長が総がかりでも体たらく。まあやっと終わったようだ。相当な持ち出しで赤字だろう。まさに社名を賭けてのお仕事だ。
しかし、再提案の計画があるそうで、何でしょうね?サウジ水電力省の事務次官さんも交代と聞いている。彼に直接メールして聞いてみよう。彼とは個人的な信頼関係があるし、計画部長も馴染みの方だ。事務次官さんはCSUでグリッグ教授の下で勉強していた。最終報告書は図書館でそのうち見られるだろう。見れば成果があったかどうかは一目瞭然である。
下品な仕打ちも甘んじて受けよう。その方が結果的にいい方向に行く。悪魔的な方々に反抗しても意味はない。緒方さんも透明性を高めよと申されている。その通りだと思う。いい指導者がいると組織は向上する。
計画部長から団長を交代させたいと事務次官が考えているけどどうしたいい?と相談を受けたのがそもそもの事件の始まりだった。最大手コンサルだったら直ぐに交代するが、規模が小さい会社はそれができないから、どんな汚い手を使っても阻止する方向で走った。これが最大の間違い。コンプライアンスなんて全くない会社である。結果、会社的に大きな痛手を受けることになる。経営的には致命的な失敗である。
一方。ジッダで起こった洪水の死者は150人以上だと知った。サウジはお金持ちだが水関連事業への財政支出は3%程度。ちょっと少ないね。サウジに行くことも多分ないと思うが、水電力省の幹部にメールでもしてみよう。いろいろ裏話が聞けそうだ。
そろそろ当地も雨期が終わろうとしている。さて、買い物に行って、それから報告書作成に入ろう。
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