2010年3月29日月曜日

614:水の四字熟語(臨機応変という意味)

今日は首都の水公社を訪問した。地方は全て行ったが、首都を忘れていた。トップ以下3人とオランダ人のインハウスコンサルタントも一緒だった。

内容は言えないが、オランダ人はあるオランダの公共機関から来ている。民間の水ビジネス会社も世界で活躍しているが彼の組織は100%公共機関とのこと。

そういえば、日本でも水道局が海外に水ビジネスへの関与を目指しているのだ。彼の立場は全く同じである。いつでも相談に乗るよと言ってくれた。オランダ人はあんまり気が合わないが彼は非常に好感が持てた。公共機関が海外で水ビジネスに係れる先輩的な助言が得られる。

日本勢も最初から民間を目指さず、まずは組織内に海外援助チームを作るべきであろう。彼の組織名はここでは伏せておく。アジア、アフリカなどでかなりの数の経営支援をしているらしい。いい人脈を見つけた。

さて、見つけたと言えば、水の四字熟語を纏めたウェブがある。日本を代表とする水の専門家集団である、水資源機構である。

小生が目指す臨機応変な水資源管理に係る四字熟語を見つけた。下記を参照、ただし難しい漢字が2つあり活字が表現できない。興味のあるかたはJWAのウェブをご覧あれ。

れい浅掲
(しんれいせんけい)「深ければ(れい)し、浅ければ掲す」という。
川の水が深いときは、着物を帯の上までまくしあげ(れい)、浅ければ膝の下まで持ち上げ(掲)て渡河する。その時と場所に応じて適切に対処すること。
(出)『詩経』はい風(はいふう)・ ほう有苦葉(ほうゆうくよう)(類)臨機応変。故常(こじょう)を主とせず。

あんまりガチガチの水管理を目指すと海外での違った環境ではにっちもさっちも行かなくなる。要は実情に合わせて調整するセンスが必要である。

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