2011年3月3日木曜日

1127:専門家の良識

以前コンサルの良識や品格って何だろうと云うことを書いた。

もっと広げて専門家というステータスに見合う能力を考える機会があった。

ちょっと嫌なものを見てしまったからだ。僕自身は非論理的なことをごり押しするほど下品ではないと思っているし、権威とかいうものに依存しないから、物事をごり押しするチャンスもない。

これまでいろんな組織で仕事をしてきたが、専門性や知識・経験が劣化してる高い立場の方が、ビックリするほど下品な行動をするのを垣間見てきた。

誠実さを全く失っていたし、自分に嘘までついて押し切る頑固さは何なんだろうか?

多分、恐怖感、劣等感の裏返しと保身なんだろうか。職位の高さだけと云う単なる優位性しかない。

事例は沢山あるが、名誉棄損になるから書かないでおこう。思い出すのも嫌だしね。

最近かなりおかしな方を見てしまった。彼もコンサルとしてやりたいことも出来ず、単調な仕事ばかりだから仕事がマンネリ化して、1件1件を精査し熟考し、協議相手の意向を誠実に聞く余裕がないのだろうか。

全く陳腐でワンパターンな形で勝手に進行させ、自分だけの発想で協議を終了させてしまった。

水資源管理を知らない裸の王様化したんだね。

かわいそうだな。専門性を失った専門家の惨めな姿だ。老化して、風貌がある会社の元会長と同じ老獪さを感じた。

彼と同じ立場にならずに今はほっと安堵している。コンサルが権威だけに頼ったら、生きる屍である。

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