2011年3月4日金曜日

1132:役務・短専の重複応札

今までJICAさんの公示に対して再公示がかなりあったりして問題であった。

また応札条件もいろいろ緩和し、効率的な運用が可能となっている。

本格調査でも同じような緩和策が取られて自由度が高くなっている。

非常に喜ばしいことである。

同じセクターの案件が続けて公示されることもあり、重複して応札し、JICAさんの判断でいずれかで1位指名されることは我々コンサル側にとっては救いの策である。勿論、不合格では駄目だが、2位指名程度のあれば、1位のコンサルが辞退すればチャンスも得られ、2件の内いずれかが1位ならいいわけだ。

調査団の構成についても緩和策がいろいろあるようだ。評価対象者以外は応札時に名前を出さなくてもいいようだし、団長をJVサブから出してもいいようだ。ただ、JV幹事側がサブから団長をだす勇断ができるかが大きな判断でもある。事例は知っている。要するに、JV各社の総力として良ければいいのだ。欧米のコンサル(特に対象国での経験が豊富)をうまく取り入れ持続的戦略的に連携していくのもある。ただ、文化的な違いから信頼が得られ2度3度と継続してJVを組むのは難関でもある。

僕はあんまり不合格になったり、3位指名などなったことがないのであるが、自分だって劣化することもあり、上記のような重複応札は歓迎だ。

60歳を超えればフットワークも重くなり、クライアント側から見て使えないと思われるだろうし、頑固と思われ協調性がないと判断されれば敬遠される。注意したい点である。

40代でも英語もできない、フットワークの重い依存性の高いコンサルもかなりいるので、まだまだ競争では負けたくないですね。知識経験は当然必要だが、役務などは短期間で効率的な情報収集分析を行う必要がありこうしたセンスだけは失ってはいけない。

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