2011年3月7日月曜日

1139:祈る前に仕事してね

僕の滞在ももう終焉を向かえている。

南部アフリカの当地はカトリック信者が多数派だから、会議の前と後には神に感謝を捧げることが普通である。比国もそうだね。

そういう会議に多く参加しているので、僕もやりたいと思っていて、前回出張時にもやらせていただいた。

「水の祈り」という特別なものだ。概ね好評で、参加者からぜひ教えてと言われる。

今日もある幹部に会ったら、先日行った水の祈りは最高だった。ぜひ教えてくれとのこと。

それはいいことだけれど、問題は他のことだ。ある会議自体が失敗だった。

会議自体かなり重要であったが、仕切り方や説得力・説明力が最低だった。会議の結果が悪いので、ある案件は駄目になる。

そういうネガティブな事態を推測出来ていない。安易に考えている。イランだったら会議は終わらないだろう。彼らの国民性に依るのか、援助依存してしまっているのか。

このままだと案件は潰れてしまうが、彼らの意識や知識が低いため、案件の再浮上はもう叶わないだろう。

祈りはとても重要だが、会議自体が重要なので、会議参加者は幹部を揃え、真剣に熱っぽくやってほしかった。末席の若手ばかりじゃね。後の祭りだね。

後は大統領の出番かな。

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