2011年3月26日土曜日

1165:運用マニュアルの書き方2

昨年の今頃、プログラム管理に関する運用マニュアルを作成した。ガイドラインでもいのだが、将来の改訂を期待してマニュアルとした。

あれから1年。このブログのアクセスでは断トツの第1位である。

意外な結果でもあるが、世の中には運用マニュアルをどう書いたらいいかというニーズはあるようだ。大方システム開発に伴うものらしい。

さて、1年経って運用マニュアルもドラフト版からいよいよベースライン版のヴァージョン1.1とした。進化はあるのだ。

今は、付録として、

普及計画
研修計画

を追加している。マニュアルをどう省内およびステークホールダーに普及させうまく使ってもらう計画である。

運用マニュアルは意外と好評で、OJT参加者の理解度も高いという結果がでた。職位や部局の違いもあり、項目ごとの理解度の違いも大きい。

運用マニュアルは国際機関のしっかりとしたマニュアルを参考にしたが、普及および研修計画も世界的な機関のものをベースにしている。ゼロから作っていたら2週間ではできない。

3つが揃って1セットである。中々格調が高いし、中身が細かい。自己満足ですが。

僕がいなくなっても省独自に出来るようにしたが、実際どうかな?と疑問は消えない。

しかし、コンサルとしてこういうキャパビリに具体的に係ったお陰で他の案件でも十分対応できるようになった。お勉強の成果だ。57歳になっても新しい領域に入っていくのは面白いし、利があるね。

この国で、彼らがどこまでヴァージョンアップしてくれるかが楽しみでもある。

余談だが、ヴァージョンアップは英語ではないから注意すること。

upgrade
version upgrade

が正しい。

普及計画には、

version control to updade

という項目も入れてあり、改訂された運用マニュアルは、Ver. 1.1はbaselineと定義した。

日本人は暗黙の了解とか好きなので、マニュアル作りが苦手だが、海外では必須の項目である。

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