2011年3月5日土曜日

1133:不正携帯事件(意外と単純だった)

事実は小説より「普通」なり。

意外と単純な方法で試験中に携帯を使っていたことが分かった。知恵袋も回答することを趣味としている人が沢山いたらしい。

だから、知能犯でも計画的でもなかったようだ。

いつも試験問題を気軽に知恵袋に投書し、直ぐに回答が得られていたから、多分試験中でも大丈夫と単純に思って実行したように思える。本人も受かりたい一心だったようだ。

まさかそんなことが起こるわけがないと気にもしていなかった大学側の落ち度もあるようだ。受験代で儲かっているしね。

以前も書いたが、何か分からないことがあれは直ぐに誰かに聞く習性が産んだ事件であろうか。こんな答えでいいでしょうか、という質問が欲しいよね。添削みたいな。まるでゼロから教えるのはスポイルだね。

から騒ぎということか。騒ぎ過ぎ。

受験生たちも近くで不審な動きをするのも気がつかなかったようだ。人のことはどうでもいいという風潮もあるかな。

そんな不正をしなかったら果たして受かっていたかは分からない。多分駄目だろうね。

試験官、受験生たち、犯人、誰もが周りを気にしない殺伐とした社会なのだろうか。

アフリカじゃー、周りの人には誰でも挨拶するし、何か起これば直ぐに気にしてくれる人ばかりだ。日本の社会の不可解さがうかがい知れる事件だった。大学も権威喪失でパニックになり、マスコミは犯人探し。

犯人の受験生に対するある種の同情と大学への抗議というのもちょっと分かるような気がする。精神病と認定できるかもしれないね。

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