2013年7月17日水曜日

1715:Carne

現場のランチをどうするかで州職員と話したら、ラマダンが始まったことが分かった。

州職員とドライバーはモスレムだったのだ。

現場でお昼になり、レストランを探そうということになって分かったことだ。彼らの状況も分かるので、僕はコーラを飲むだけにした。

そうか、この国でも北部州はモスレムが多いと聞いてはいた。

文化や民族性と水利用の関係にも留意しているが、宗教との関連性も重要だ。ちょっと理系には手ごわい分野だが、参考にできる博士論文もそのうち参照してみよう。まだそこまで調査が行っていないのが現状だ。

前々州でもそうだったが、地方のさらに田舎に行くと、必ずと言っていいほど随行者が買い物をする。この国では、燃料として炭を利用するが、田舎だと半額で買える。だから、彼らもものすごくたくさんの炭を買うのだ。それとちょっとした飲み物とかクッキーも隣国の国境の町で買っていた。隣国から安い品物が流入しているらしい。

ほんのわずかな買い物だが、彼らにとっては重要なんだね。

今日行った郡では、コーラを買った食堂で、カルネが売っていた。カルネはパラグアイやブラジルのちょっとしたスナックで、肉を意味する。ミンチにした肉をベースにして、小麦粉の皮で包んで油で揚げたもの。おいしそうだったが、絶食している彼らにわるいもんね。またの機会に食べてみよう。

こうして、スペインやポルトガルの食文化がアフリカにも定着しているね。

明日は、別の郡に行く。今度は脱輪は勘弁してね。

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