2013年7月18日木曜日

1716:governança a nível distrital

昨日までちょっと暖かかった。今日はちょっと寒々している。

今日はこの州での3番目の郡に行く。郡によって行政能力に大きな違いがあり興味深い。詳しくは書けないが。

僕も行政のスペシャリストではないが、こうして何年か水衛生セクターの地方行政に係ってくると、少しは分かってくる。

このブログのテーマそのものに対応するのは面白いね。こういう法制度や行政組織に着目する必要性は、今から30年前に、日本工営の大村精一さんに伺っていた。彼の先見性を評価したいね。

セクターの専門家と行政の専門家の中間的な仕事が増えてきたように思う。今回も両者の専門家を破って受注できたのは幸いとしか言えない。どっちか一つでは対応できないのだ。両者をバランスよく経験したことが活きている。それと好奇心だね、重要なのは。

コンサルというのはなかなか自分の思い通りの仕事はできない。いつも受身だね。そうして長い間に、総合的な知見となってくる。少なくとも20年の経験が必要だ。その後の10年で総合化していく。そうしないと、専門バカで新分野に対応できなくなるのだ。

僕のこの10年もまさに新分野に突入し、常に総合的な課題に取り組んできた。

所謂、理系や文系を超えた複雑系の領域である。

さて、あと20分で現場に向かう。今日もトヨタの脱輪がないことを祈る。

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