2011年2月24日木曜日

1115:日本語の達者な来訪者

今日はいろいろ調整業務で忙しかった。事務次官からチーフおよびシニア専門家クラスまで省内を動き回っていた。

午後4時ぐらいだろうか、もうそろそろ暑いのでホテルで執務と考えていると、珍しく来訪者があった。まず日本語が飛び出してきたので2度ビックリ。

省内にも日本に1カ月ぐらい行っている職員はいるが、日本語は挨拶程度。来訪者はよどみのない日本語がスラスラ出てくる。

良く聞くと、彼は6年間鳥取大学院で学んでいて、最近帰国したそうだ。かんがい局から今度は水資源局に配置が変わった。彼もまだ新人だからドクターでも業務調整からスタートだ。彼と調整し来週の会議の段取りを手伝った。

いいねえー、これからの省主体の水資源開発管理を進める重要な役割を担える。彼の奥さんも宮崎大学大学院で学び一緒に帰国したらしい。奥さんは有る大学で講師の職位を得た。

彼も大学に戻りたいかもね。ある北部の大学で水資源管理学科が出来て職員募集しているよと伝えたら、興味ありそうだった。ただ、省に戻ったのも次官の推薦があったのだろう。

「次官にはこのこと言わないでね」と釘を刺された。

これから水資源開発管理のシステムモデルを自在にこなせる人材がいないかなと心配していたが、彼のような人材がいると非常にいいね。マスターぐらいでは中々ハンドルできないから。

ある意味、いい環境が揃い始めたかなとも思っている。人材育成がM/Pでも大きなテーマである。彼ら自身でアップデートできるものでなくてはいけない。

0 件のコメント: