2011年2月27日日曜日

1124:トルコの近況を学ぶ

BBCが安定してきたので、1時間の番組でもゆったりと見ることができる。まあこれから悪化することもあろうが。

BBCのExploreでトルコが紹介され、最新情報の残片が見れた。

トルコと云えば、コンサルとして成長させてくれた8年間。

水文から水力、河川、上水、水資源、地域計画までオンパレードだった。

BBCでは、

イスタンブールなどの世俗化運動
ローマ遺跡の保全
カイセリの工業化
カッパドキアの生活
黒海沿岸の自然
南東アナトリアのクルド

など取り上げていたが、いずれも知っていたことの最新化ができた。

それにしてもイスラムの台頭で97年以来行っていないトルコ社会の変貌が著しい。マレーシアと同じような傾向だ。

カイセリは中部内陸部の都市だが、昔からカイセリの商人が有名だった。92,3年当時地中海沿岸のアダナからセイハン流域を北上し、北端のカイセリにトルコ人らと行った。2度ほど行ったが、モスクの見学だけでなく、カイセリで有名なタンドル・ケバブや乾し肉のパスツルマを堪能した。

そのカイセリが大工業都市として発展しているのにはびっくり。

南東アナトリアも随分違ってきた。クルド人の迫害もなくなり、クルド語の使用も解禁されたようだ。

15年近く経つと大きな変化だ。

たった1時間程度の番組だが、トルコを堪能した。

トルコもODA対象国としてはもう卒業生に近い。馬国と同じように特殊な技術援助しかない。DSIやEIE、GAPらの職員たちもどうしているかなあー、とちょっと気になった。

0 件のコメント: