2013年12月14日土曜日

1974:ある商社マンのお話

僕の親戚・知人には数多くの商社マンがいるが、ここで書くのは先日当地でお会いした方のお話。

僕のホテルのロビーでお会いした。

南ア支店の方お二人。

男性の方は、何歳ぐらいなんでしょうかねえ。僕より上だと思うが、分からない。僕自身は59歳だが、まず49歳程度にしか見えない。お世辞じゃなくてね。人様より成長が遅いのだ。理解力も行動力も劣っている。いつまで経っても末席を汚している。

さて、彼は何をお聞きになりたいのでしょうかね。どなたのご紹介で僕の存在を聞いたが一切答えてくれない。ちょっと失礼。いきなりこの国での過去の実績からお話になられた。自己中心的な商社マンそのもの。人の話を聞きに来た誠実さと謙虚さがない。彼の「過去の栄光」は聞きたくない。

名刺を見ると、南ア支店のODA担当マネージャー。支店長じゃないんだ。ずっとアフリカの案件をやっているようだが、まあ60歳は超えているかな。定年後の嘱託かな。おじいさんの風貌だ。

もう一人は、女性。30歳前後か。賢そうだが、あんまり専門知識も経験もにじみ出てこない。こちらもマネージャー。調べると一橋大法科卒だってさ。

お二人ともマネージャーという肩書だが、要するに平社員。

実際、僕の話をじっと聞いて何か有用なヒントでも伺うという知恵はなさそう。単純に、案件売込みのお話だ。それにつけても、その手法が古臭い。昔のように商社やメーカー、コンサルが仕込んで自社に都合のいい案件を要請させる時代じゃない。10年前に要請したサンプルも頂いたが、そういう単発案件じゃねえ。今の時代じゃねえ、ODA案件で通らない。分かってないねえ。商社さん。

それに、6億程度の案件に日本の大商社が係るのはさみしい限りだ。100億以上大型案件でも仕込んでくださいよ。

コンサル会社も低迷しているが、商社さんも同様なんでしょうかね?!

中国や韓国に負けるのは当然だね。オランダ勢のように官民学の連携もないし。

日本の会社ってなんなんでしょうね。息子の行く会社もどこになりますかね。

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