2013年12月3日火曜日

1952:ファティマのロザリオ

我々ローマン・カトリックにとっては、十字架、おメダイ、ロザリオというものがある。

ロザリオは、イスラムでも同じようなものがあるが、祈りの回数を指で数えるためのものだ。

普通は長いもので、違うお祈りを間違いなく行うことができるようになっている。

先日、ポルトガル系の移民の非常職員のクレメンテさんが、君にあげるものがあると言っていた。今日の朝、それを頂いた。

ロザリオで、指輪のようになっている。10個の突起があり、小さな十字架の周りに5個ずつリングの周りにある。写真でも載せればすぐ分かるのですが。

彼からは、母上からのものであると言う、いわば形見の品だ。そういう大切なものを小生にくれるのも理由がある。

彼の一家はユダヤ人。おじいさんがポルトガルから避難して当地の植民地に移住してきた。彼は当地で生まれた3世だ。

お母さんの家系は知らないが、カトリックのロザリオを何かの理由で持っていたようだ。詳しくは知らない。

ロザリオの裏を見ると、小さく「Fatima」とある。なるほど、ポルトガルで最も有名なカトリックの聖地なのだ。ポルトガル人であれば当然一度は行くはずだ。

そういう大切なものを頂いたことになる。何かの啓示であるかもしれない。

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