2014年4月19日土曜日

2205:草履片足、下駄片足

NHKの大河ドラマは、4月帰国時に、数回しか見ていない。黒田官兵衛ね。

ある本の要約で下記が書いてあった。

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黒田官兵衛は、生涯にいくつかの名言を残している。
そのひとつに、

「草履片足、下駄片足」
というものがある。
片方に草履、片方に下駄をつっかけた不完全な状態でも、
目的に向かってまっしぐらに走り出さねばならぬときがある。

たとえ態勢が万全でなかろうと、めぐってきた好機を逃さずとらえ、
「つかめるものは、なりふり構わずつかんでしまえ」
と言っているのである。
それを、まだ時が至らぬからと、一瞬でも躊躇していると、
潮はたちまち引いていってしまう。
迷っていては機を逃す。

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コンサルでもそうだ。新規案件に参加する場合、過去の経験や知見が乏しい場合が多い。徐々に経験を積んで、やっと類似案件3件をあげることができるのだ。

不完全だから諦めるなんてもったいない。確かに、より多くの経験や知見をお持ちの方もいる。そうした方には勝てない。しかし、幸運なことに1位指名を受けたなら、全力で取り組み、成果を出し、自分のものにしてしまうのだ。

水資源から給水や衛生、流域管理、電力、気候変動。

河川防災からリスク管理、そして人為災害。

開発から管理、組織強化、人材育成、知識管理。

僕の場合は、上記のような専門性の広がりを得た。

昔々は、確かに自分に自信がなく新しい領域に向かう気力がなかった。いつごろだろうか、そういうネガティブな発想を転換させ、ポジティブに行けたのは。たぶん、大学院生の就活の時だね。

何しろ、交通計画から水資源計画に大転換しても、不安はなかった。

八十島先生に感謝だ。

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