2014年8月18日月曜日

2516:本の要旨とコメント(一流の男ですか?!)

中谷彰宏『一流の男、一流の風格』の要旨とコメント

ううん、こういうタイトルの本は絶対に買わないが、まあ要旨だけでも見てみましょうか。

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・一流の男は、出されたお茶をすぐ飲む。
出した側は、ベストの状態で出している。
それをすぐ飲むのが厚意への返礼。
形ではなく、心。(意外としないもんだ。飲んだら一流というのは初めて聞いた。)


・一流の男は、さっさと帰る。(だねー。ダラダラ残っているのは意味がない。)


・一流の男は、勧められた上座に、さっさと座る。(僕もそうですが、一流だとは思っていないけど。)


・彼らは遅れた言い訳をしない。
高倉健さんは「すみません、遅れました」だけ。(末席にいる僕の場合では、嫌な上司は何で遅れたんだと聞いてくるね。大概。)


・言い訳せずに、「遅れました。すみません。お待たせしました」で十分。
一流の男は、誰かのせいにせず責任を全部自分で背負う。(まあね。御意。)


・彼らは、パーティ会場で、座らない。(一理あり。)

パーティーで大切なのは、

1.座らない。
2.1ヶ所に滞留しない。
3. 男同士でいない。
4.仕事の話をしない。
(御意)

・彼らは、踊れなくてもフロアに出る。
下手なのにできるのが、一流の男。(意味わかんない)


・一流の男は、見ただけでわかる。(ですかねえ。どこで??)


・入ってきた時の立ち振る舞いで、どこに案内されるかが決まる。
まずは、同伴している女性に、丁寧であること。
次に、受付のレセプショニストに丁寧であること。(まあね。案内役は人を見るからね。)


・彼らは、服が目立たない。(目立たないが、質はいいんだよね。高いし。)


・彼らは、スーツのポケットにモノを入れない。(常識。刑事コロンボは別格。)


・彼らは、真夏でもジャケット・ネクタイを取らない。(やせ我慢ね)


・マナーは、その人の文化度。
京都の人は、ちゃんとしている人や一流の男に対しては優しい。
二流の男にはムチャクチャ冷たい。
それが文化のある町ということ。(だからあんまり行きたくない。)


・平安 文学は、文化を説いている文学。
『源氏物語』では、ルックスはあまり関係ない。
相手から来た歌の意味がわかり、それにきちんと歌で返せる教養があるかどうかだ。(へえー)


・一流の男は、過去の実績より、未来の夢を語る。(御意)


・タダは、悪いものを引き寄せる。(御意)


・会話の中にちゃんと文化の話があることが大切。
絵画、演劇、歌舞伎、オペラなど、とりあえず何かについて話せる人が文化度のある人。
日常生活の中でも、文化度のある人には行動自体に詩がある。
詩があることが余裕につながる。(国際コンサルは必然だね。何しろ、相手にケンブリッジやオックスフォード大出身者もいるぐらいですからね)


・彼らは、支払いの奪い合いをしない。
気前よくおごり、気前よくおごられる。
また、相手にカッコいい役をとらされる人が一流。(同意)


・彼らは、カネ離れがいい。
カネ払いのよさは大切。
腰が低い、頭がいいということに加えて、
カネ払いがいいという話は、なかなか出てこない。(元々ない)


・彼らは部下の教育に一番エネルギーを注ぐ。
それは今日の日銭を稼ぐことより重要。
社長レベルでいうと、社員の教育にどれだけお金をかけているか。
優秀な社員を採ることより、入ってきた社員を一流にしていく。(昔はそうだった。N社のKさん、Oさん、ありがとう)


・彼らは、ふだんから風格をつくる。
風格は、非日常でつくるものではない。
日常の中でどれだけチャレンジし、リスクをとり、修羅場をくぐり、
自己責任をとっているか。
好きなことをやりながら、ストイック。(ですかね)

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意外とまともな本だね。コンサルは一流じゃなきゃいけないけど、目立たないことだね。議論やプレゼンはするけど、あんまり政治家みたいな言いよう、ふるまいはしない。


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