2014年8月21日木曜日

2520:本の要旨とコメント【またエリートの本ですか)

戸塚隆将『世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか:実践編』の要旨とコメント

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・継続的に実践できてこそ成果に結びつくもの。
それこそが、「基本」。(まさに良き実践ですね)


・私が属したゴールドマン・サックス、マッキンゼー、ハーバードに共通する、
「基本」を実践する内面のドライバーは3つに整理できる。

1.自分はやればできる、という自信。

2.自分が率先して貢献しよう、という責任感。

3.自ら設定した「高い目標」に向かう信念。
(同意)

・自信の裏には必ず「隠された準備」がある。(御意)


・スティーブ・ジョブスが、わずか5分間のプレゼンテーションに、
何十回ものリハーサルをすることは有名な話。
細部にこだわり、何度も何度も練習し、精度を高めていく。
まさに準備に余念がない。(同意)


・ゴールドマンサックスでも、マッキンゼーでも、大事な顧客提案やプレゼンの前には、
外には見えないところで、何倍もの準備を皆していた。
練習が生み出す、本番での好結果。
そして、それが生み出す、自信。
一つ一つを積み上げることで、さらに深まる自信。
その好循環の最初の一歩には、隠れた準備があることを改めて、見直したい。(準備なしではね)


・謝罪癖をつけない「10分前到着」の習慣化。
10分前到着は、自信を生み、5分の遅刻は、自信を奪う。
「すいません」の一言が自信を奪う。(確かに)


・小さな「卒業」の積み重ねが自信を深める。(深いね)


・呼吸をするようにリーダーシップを発揮する。
リーダーとは真っ先に行動する人。(同意)


・「自分ならどうするか」を問い続けよ。(同意)

「自分が総理大臣だったらどのように対処するか?」
と自問してみると、「問い」がぼんやりと定義されてくる。
そして、その際に重要なことは、「自分の意見は何?」と考えるのではなく、
「自分だったらどうアクションをとるか?」
というように、行動まで落とし込むこと。(同意)


・リーダーシップの経験が豊富で、かつリーダーシップ意識が高い人たちが集まるグループでは、
ひとたびリーダーを決めると、他の人はしっかりとフォローをする。
ハーバード・ビジネス・スクールがそうであった。(ですか)


・大事なことは、自分自身が正式にリーダーとしてポジションに就いていようがいまいが、
率先して取り組むこと。(だね)


・ゴールドマンサックス(GS)の先輩社員は、みなこう言っていた。
「米国系金融機関というと、個人の成果や能力に注目されがちだが、
実はゴールドマンは、チームプレイができる人を求めている。
社内にはそういうタイプの人が集まっている」(ですか)


・GSやマッキンゼーでのチームプレイは、「ギブ&テイク」よりも、
「シェア&シェア」の精神があった。(いいね)


・目の前の仕事と組織にのめりこんでみる。(コンサルも同じだね)


・仕事を引き受けたら、5分間限定で一気に取り組む。
その際、明確にしておくべきことは、

1.締め切り。
2.目的。
3.アウトプットイメージの共有。
(3.には気をつけたいね)

・HBSをはじめ、欧米のビジネススクールに出願する際には、
大学時の成績表や推薦状などのほかに、エッセイが必要になる。
エッセイで聞かれる2大テーマは、大きく分けると、
「過去の実績」と「将来の目標」だ。(教訓と良き実践に似ているね)


・ハンカチにこだわるべき理由。
パリッとしていてセンスの良いハンカチは、清潔感の象徴。
他人に見せるためではなくて、あくまでも自分の心がけ。(象徴的だね)


・エリートたちも実践している陰の努力。
マッキンゼーのコンサルタントは、どんな難問も瞬間的に、論理を分解し、
整理できるかといえば、そうではない。
実は、何度も紙に書き、ぐちゃぐちゃの論理を、やっとのことで整理する。(誰も影の努力や苦悩は見てくれない)


・ゴールドマンサックスのプロフェッショナルは、
もともとコミュニケーション力に秀でていて、プレゼンが上手かといえば、そうではない。
実は陰で、何度もリハーサルして、話の流れや強弱などの細部にわたり、
繰り返し練習している。(御意)


・ハーバードの学生は、自信に満ち溢れ、自分の目標に向かってまっしぐらに、
キャリアを走り抜けているかといえば、そうではない。
繰り返しの自己分析を通じて、自分の強みと弱みを見分け、
おぼろげながら自分の情熱を、軸のある目標に落とし込んでいる。
そして日々の積み重ねから、少しずつ自信を深めていっている。(確かに)


・結局のところ、表に見えないところで、自分をしっかりと見つめ、
自分と対話し、自分をモチベートしているのだ。
(もう一人の自分がいることが重要)

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いいね、この本。自画自賛型ではない。コンサルはエリートじゃないが、対処法は同じですね。

ところで、シリアとイラクのISISはとんでもないことになっている。緊張感あるな。

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