何とも不気味な映画のタイトルだなと思ったが、期待以上のできのいい歯切れのいいスリラー映画だった。内容はネットでお調べいただきたいが、実にリアルな物語であった。
さて、この不気味なタイトルだがアイリッシュの祈り或いは乾杯の時の有名な文句だそうだ。オリジナルを調べるとアイリッシュの祈りや乾杯の文句がいかに多いかが分かった。
May your glass be ever full.
May the roof over your head be always strong.
And may you be in heaven
half an hour before the devil knows you're dead.
アイルランド人らしい文句である。生きている時のたくさんの「悪あがき」があるのが常である。でも死んだら天国に行きたい願いが込められているのか。映画自体も悪あがきする人物像で溢れている。
監督は80歳以上の有名だそうだが詳しくは知らない。脇役女優も中々素晴らしいし、悪あがきする兄弟と執念深い父親の演技が最高である。
コンサルには結構アイリッシュ人が多い。あんまり好人物はいない。憎々しくて嫌味だ。まあしかし修行だと思って付きあってはいる。祈り一つでも伝統、歴史、文化の断片が分かる。
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