土曜の夜8時は大体MNET Actionでの007シリーズと決まっている。
どの作品も質が高いしデジタル化しているので飽きない。前回は日本を舞台にした作品を見たが、今日は71年の「ダイアモンドは永遠に」だ。
丁度、中学生から高校ぐらいにあたるので、2本とも当時のことをふと思い出す。
中1ぐらいだとませたやつが必ずいるもので、平凡パンチやプレーボーイとかを見て喜んでいたようだ。浜三枝がボンドガールにでている噂話を仲間が話しているのは思いだした。なぜかませたやつは小柄な少年が多い。
千代田区全体の合同体育祭があって競技場で2人がこそこそ話していた。あの頃、確か渋谷から都電で国立競技場まで行ったと思う。変なことまで記憶にある。246の路線は東京オリンピックで廃止になっていなかったんだ。
さて、ダイアモンドの方だが、主題歌に特徴があって、聞いているとなぜか冬の銀座を思い出した。映画の内容は全く記憶にない。見たのか見てないのかもだ。ラジオで散々かかっていたからか。なぜ銀座かというと高校2年だったか始めて年末年始の郵便のアルバイトをしたが、中央郵便局に決めた。担当地区は新富町。自転車で築地から10分ほどの地区だ。そうだ、銀座の洋書屋でアメリカのPlay Boyを買ったからかな。
新富町は配達地区としては狭い。走って回れば精々30分。田舎と違って家々が離れていないので効率的だし、オフィスも多かったので一遍に配れる。時には書留も扱うこともある。途中には昔ながらの喫茶店があってモーニングサービスを食べたものだ。石油連合のオフィスとか日本舞踊のお師匠さんの家があったり、やくざの弁護士事務所とかもあったかな。
中でも面白いのは、今では超有名なSAPIXの最初のオフィスが豆腐屋の2階にあったことだ。はがきの中身をあんまり見てはいけないが、偶々気にとまったのが、ある講師からのもので実家のある埼玉県で有名だった、こちらも塾のスクール21からだった。へえー、と思ったので今でも記憶にある。
007からとんでもない方向に話が飛んだが、忘れるといけないので書きとめておこう。日本を舞台にした作品も細かい点で面白いことがたくさんあった。
赤坂プリンスの正面玄関前のアプローチは変わってないな、とか、トヨタ2000GTなんて車があったなあ、とか、浜三枝の英語は彼女じゃないな、とか。まあくだらないけど。それに、東京はあの頃まだまだ高層化してなかったな、とか映像ってすごいと感じる。デジタル化の成果だね。
今日は当地の水政策・法制度を纏めたが、古くは1929年からだ。兎に角、法制度、政策、戦略、組織改正、開発管理計画が山ほどあり、省の名前も次々に変わる。政治的な影響も大きいが、世銀のセクター調整ローンによる介入があり、それに影響されている。世銀は傲慢だから政策や組織を変えないと金貸さないという手段を行使する。時系列的にまとめて表にできたので、誰でも一目で分かるようになった。多分省の人間にも役立つと思う。
さらに話が飛ぶと、007がコンサルタントに変装したことがあるのはご存じだろうか。今日のダイアモンドは永遠では、
Transport Consultant
に化けていた。どうでもいいことだが、くだらないことの積み重ねが仕事になるのがコンサルかもしれない。というか、好奇心かな。
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