学生時代はお金がないしJALなどとても乗れなかった。始めてJALを利用したのがビジネスクラスで以来30年弱利用している。随分お世話になった。
81年にはロンドン行きJAL8便でクウェートまで。途中、KL、ニューデリーなどを経由したと思う。クウェートからカイロ、アテネ、そしてロンドンだったと思う。機内は狭かったがキャビンアテンダントの対応はかなり良かった。帰りはカイロから成田だったか。当時アンカレッジ経由もあったが、新入社員は南周りだった。それでも新入社員が行き成りビジネスクラスだから羽ぶりは良かったのだ。
それ以降は、全体の半分以下だったがJALを利用していたが、バブル崩壊後にはサービスの低下が激しく他社に切り替えたと思う。航空会社選びも自分でできたし。
この何年かはJASがJALの代わりに運航するケースが増えてサービスの低下は著しかった。必ず不手際がありクレームの連続であった。それでも改善はされない。キャビンアテンダント自体がやる気がなかった。
世界恐慌もありJALの業績は最悪と聞いている。ビジネスマンもビジネスクラスを利用できないしラウンジはガラガラだ。こんな調子では業績が上がるわけがない。
以前はラウンジで必ず同業者や同じ会社の方にお会いすることが頻繁だったが最近は殆どない。外国人もずいぶん減った。
10%程度の不採算業務を廃止することは当然のことだ。人件費削減も限界だし。
所属する教会の信者でJALの職員がいて羽振りが良くボルボの新型に乗っていたが名古屋あたりに転勤したと聞く。昔は会社の重役たちもお嬢さんをJALに就職させたことを鼻高々に自慢していたがもう過去の話である。
事業というものは採算が悪ければ速やかに廃業すべきと考える。経営者の基本中の基本だが、その判断は中々できるものではないらしい。コンサル会社も採算性が落ちるばかりだが、代替案がない。会社自体を廃業するしかないのであろうか。難しい問題を孕んでいる。
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