以前紹介した南アのメレイ氏の論文を読んだが、その中で開発途上国における流域水資源管理の適用性の高い枠組みを実現するために、臨機応変な水資源管理が所謂IWRMとどう違うかの比較図があったので下記に転用する。ご許可を頂いてはいないがご抗議があれば対応したい。
トップダウンの一方的な流れではなく、実際適用が難しい開発途上国の状況に合わせ回帰的なプロセスを提唱している。
スパイラルモデルはイメージとしてはいいのだが、実際はシステム開発に用いられるが水管理には後戻りや政策変更もありうるから適用は難しいのではないかと思う。帰納的なプロセスを考慮したほうが途上国では無理がない。試行錯誤の繰り返しになることが必然と考えた方が自然である。成功のスパイラルだけを考えていてはにっちもさっちもいかない。
企業経営は後戻りがあってはいけないので成功へのスパイラル成長でもいいと思う。CTIIや日本シビックコンサルの2社はスパイラルモデルを経営のモデルとしているのが面白い。
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