2009年8月31日月曜日

398:The Struggle in Vain

もう8月も最終日。やや気温も高めにシフトしているようだ。朝夕の寒さも感じない。いよいよ南部アフリカも冬の終わりか。

今日は第2章4節の水政策と組織を完成させる予定である。ホテルに戻り残業の開始前である。省は5時までが勤務時間だからホテルでの作業は5時半ぐらいからになる。多少早めに出て買い物済ませることが通例だ。官庁街の職員らもミニバスを使って通勤している人が多く、10人に一人ぐらいは自家用車を持っているようだ。

小生は歩いて5分でホテルに到着。もうこのホテルも4カ月くらいになるから住人化している。インド人のマネージャーから従業員まで幅広く知り合いになった。まあ修道院のような生活はもう終わりにしたいが、人との交流も満更悪くもない。省内では殆どの職員が顔見知りになっていて挨拶は欠かせないが、庶民との付き合いも重要である。困った時に助けてくれるのはそうした普通の人たちであることが多い。

日本のから騒ぎも終焉したようだ。政権交代と芸能界の不祥事だから平和そのものだ。政権交代と言っても革命が起こったわけでもなく独裁政権や軍事政権ではない。旧社会党や共産党の政権でもない。薬物事件もアフガニスタンなどのように貧困にあえぐ女性や子供たちがジャンキーになっているわけでもない。餓死したり病気でなくなるアフリカ諸国に比べれば雲泥の差である。HIVで次々に周りで死んでいるわけでもない。

寧ろ日本で起こっている事象の方が異常かもしれない。

さて、くだらない議論はこのくらいにして作業に入ろう。膨大な資料もやっとこさ頭に入り、それぞれのパーツの位置とつながりが見えてきた。この段階が最高に楽しいんだよね。目次の詳細ができた時が第1段階で、次に中身を埋めていくのが第2段階、そして第3段階は結論と提言だ。まだ先は長いな。

The Struggle for Virtue

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