2010年9月21日火曜日

801:無題

敬老の日ということで家族全員が実家に遊びに行ってくれた。子供たちも随分大きくなったがこういうことに快く参加してしてくれるから、親父もお袋もうれしいだろう。息子は殆ど海外だから行けない方が多いが、肩代わりしてくれるから有難い。

風邪を引いたらしく午前はちょっとボーとしていたが、昼過ぎから元気になってきた。水省も来週は3つの開発パートナーのミッションが重なるので混乱状態だが、何とか局長代行の調整力に期待したいところだ。大きなダム開発事業が実現しそうだから、久々表流水部は活気がある。もうダム開発は20年以上ないから表流水部はどうも沈滞ムードでかわいそうだった。コミュニティーベースの小さなアースダムじゃつまんないし、水文データベースだけじゃ情けない。

さて、このブログも800回を超えた。途中32回ほど書いたものを消去しているから実質768回となる。うまく検索すると消した回の内容も見えるが、まあいいことにしよう。亡くなった赤堀さんのブログもまだ見ることができる。亡くなってもブログだけは残ると云うのも一興かもね。土木屋というのは悲しいもので、余程のことがなければ備忘録的な文章は残さない。苦労話は結構あるんだけれど、真実に迫ってくるような逸話は意外とない。

今から思い出しても、結構勇者はいたんだけれど、寡黙な方ばかりで海外の仕事がらみの話は埋もれてしまっている。赤堀さんのブログでも仕事関係のお話しは全くない。危ない話もあるから書けないんでしょうね。赤堀さんの友人でT建設の方がいて、Kさんのことはちょっと知っているが、赤堀さんと飲んだ時に、Kさんが定年後借り上げでの仕事も辞めて料理学校に通い始めたが、結局その後自殺したと聞いた。馬国ではお二人とも所長として大きな仕事をバリバリされていたはずだ。彼らの苦労話も結局あまり聞くことも出来ずじまいだった。

大先輩たちの過去の経験や想い出話しを聞くのは昔から好きだった。

親父も農業土木屋で戦後直ぐから直営式で土地改良事業に奔走したが、実家に行くと何度でも彼の話は聞くことにしている。後何年聞くことができるだろうか。先人の話を聞けるチャンスがどんどん減っている。さびしいね。だけど団塊の世代の話は面白くないので聞くことはない。つまんないんですね、話が団塊で。

0 件のコメント: