2010年9月5日日曜日

769:Aさんの苦悩

午後まではアフリカ開銀の報告書などを読む。プロジェクト完了報告書である。開銀の水と衛生局のもので、県レベルの水供給プロジェクトフェーズIIIである。

その後は、MNETの映画を2本見た。

Ghosts of Girlfrends Past

Jerry and Tom

いずれも大した映画ではなくB級だが、見ていて飽きなかったので最後まで見た。前者は遊び人が改心する話で、後者はコーエン兄弟に通じるコメディータッチだが不気味な殺し屋の話。後者のタイトルは最初で見損なったが、中古屋の名前で検索したら出てきた。映画の中身をいくつかのキーワードで探すと出てくるから面白い。

「まにら雑感」というブログを書いている古巣の最大手コンサルの後輩のブログを見たら、もう13年のマニラ生活も最後だとか。ピナツボ砂防からずっとか。奥さんがADBの教育担当だから子育てにもマニラ暮らし13年は良かったのだろう。彼ももう48歳だから帰国となったようだ。或いは転職か?仕事と家庭の両立を支援すると謳っている会社だが、そう簡単ではなさそうだ。

メールではAさんから来ていた。近況を知らせてきた。彼も古巣コンサルの後輩だが、エジプト人で日本人と結婚して数年前に帰化した。東大大学院でドクター取得後、確か鹿島に入って、その後コンサルになった。まあ優秀なんだけど主張とお金の執着は激しいかな。もう何年も前に退職して他社に転々としていた。ところがヨルダンなどでの過労からか脳梗塞で入院しずっとリハビリが続いていた。回復していて再就職を目指しているが、この不況では殆ど難しい。いろいろ可能なチャンスのアドバイスもしたが、中々うまくいかない。

一戸建ての家のローンもあり、最近は奥さんや子供との関係が悪化し、精神的にも非常に落ち込んでいると書いてあった。

再就職を祈るばかりだが、今のご時世では難しいのだろう。

健康と家族の重要性をあらためて感じる今日この頃である。人ごとではない。

0 件のコメント: