2010年9月27日月曜日

816:片岡さんも70歳かあ

昨日の夜はうまい南アのワインを飲んでユーミンを聞いていた。

1970年代は毎晩深夜放送聞いてた。寝不足でも、十二指腸潰瘍でも学校は行ってたから不思議だね。今だったらひきこもりで不登校だろうか。夢と希望に満ちていたともいえるし、最低でも大学は出ていないとチャンスがないと漠然と思っていたからか。夢と現実はマッチしてなかったけどね。地獄と天国の遊覧飛行でもあった。

先は見えないけど夢と希望だけは何とか維持していたね。今の仕事的な英語のプレゼンの姿すら当時思い描いていたから笑っちゃうね。

TBSの林義男あたりが最初にユーミンを取り上げていたと思う。あれから40年近くたって今聞いていてもユーミンは心地いい。「さみしさのゆくえ」、なんて傑作でしょう。

それと、1974年ごろからFM東京では片岡義男と安田南の気まぐれ飛行船。伝説的な番組だね。これについてはずっと以前書いたと思う。86年まで続いたとは知らなかった。流石に大学院に入ってからは聞かなかった。飲み会が増え始めていたし、昼の生活に戻っていたし。

片岡義男の小説って僕にとっては青春時代そのものだね。英語的なセンスと感性。妻との出会いなんかもかなり小説っぽいけど、それからずっとそんな感じできているから本物なんだね、きっと。いつまでたっても、あの頃と全く変わらない会話。年をとっても精神的には全然変化なし。子供たちから見れば、普通じゃない両親だし不気味だよね。

片岡さんも60年代からこれまで着実に歩んでいることが記録で分かる。一時的なヒットにも惑わされず執筆活動や写真家としても活動もある。

彼も70歳。ある意味凄い。僕だってもう56歳。実は彼みたいな大人になりたいとずっと思っていたんだね。14歳先を生きてる。彼の最近の写真を紹介する(コピーライトあるんだろうけど)。

かっこいいよね。70歳になってもこんな風にありたいね。人生のいいお手本があると幸いだ。コンサルタントはやはりカッコ良くないといけない。ダサいセンスじゃねえ。

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