2009年6月8日月曜日

227:イラン大統領選挙

いよいよ間近に迫ってきた。ペルシャ人は全体の半分しかいないので、少数民族の出方が気になる。革命を知らない20代、30代の動向もあるだろう。トルコ系は約2割ぐらいか。

イランのPressTVのことは書いたが、最近見られるようになったアルジャジーラの報道も盛んになった。まずはレバノンの情勢が先だが。

9年前以前しか知らないが、パラボラアンテナ設置は禁止だったが、それほど厳しくは取り締まってはいなかったはずだ。今日のアルジャジーラでの特集では、警察の取り締まりの強化が報道されている。今やどこの田舎でもパラボラと携帯電話はあるイランだ。取り締まりは都市部だけだろう。インターネットアクセスも同様である。若者の反発はあるに違いない。

アルジャジーラの放送を見ていると、あの荒涼とした高原や山並みを思い出す。丘の斜面の波模様は何だ、という話がでて、ある地質屋さんがあれは地層ではなく、きっと羊の群れが長い間通ったためにできたものだと説明してくれた。そう言えば、イランだけでなく、ヨルダン、トルコ、でも見られる。多分その縞模様はこれからも変わらないだろう。

アルジャジーラへの批判はあるが、良く見てみるとイランに都合の悪い内容も放送しているのが面白い。

兎に角このホテルはイスラム系インド人の経営だけあって、普段絶対に見られないチャンネルがあるので世界の諸相の断片が垣間見られて好都合だ。

イランにいたNHKの方は今やワシントン支局に移られている。彼はかなり精力的な取材をされていたと記憶している。

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