昨今はコンサル企業も経営が低迷しているので、簡単に首を切られる。容赦ないし、反駁もできない。
まあこういう時代では、反抗せずに、無慈悲な判決にも従おう。いずれ結果はでるのだ。
さて、主題だが「不思議の国のアリス」で出てくる有名なセリフである。意味はお分かりと思う。
こういう厳しい時代にコンサルタントとして生きているわけだが、どうしたら競争力のあるコンサルになれるのであろうか?技術士があり、TOEICの点数が800点を超えればいいのか?社内と社外では評価されるクライテリアが違うであろうか?
調査団員として調査に参加する場合、評価対象者として参加すればお客様に何らかのクライテリアで評価される。しかし団長でなければ表面的に問題にはならないし、自分がどのような評価をされたかが不明である。
では、端的にクライアントから自分の力量を評価される機会は一体なにか?
JICAさんの場合であると役務とか短専などがそれに当たる。1位指名された場合、他社の方より優秀であると分かる。無競争の場合は他社との比較は無かったが、公示内容を満足する経験があると見なされたと考えていい。喜んで受注し、しっかり自信を持って仕事をしよう。
失注した場合では、
2位の場合はまだまだ望みはある。偶々1位指名の方がちょっとばかし優れていたのだ。
しかし3位ではまずい。順位が知らされない場合もあるらしい。これらは致命的であり、5から10年くらいは修行すべき状況であると思う。
3位が2回以上続いた場合も悲観的に見ていい。2位が三回以上続いたら、やはり出直そう。あるいは専門を変えよう。
しかし、いつまでも1位指名が頂けるかはご本人の継続した技術サービスの努力次第である。数年の後に受注回数が減っていく場合は大反省すべきである。しかし、60歳に近くなると早々知見と経験は変えられない。
調査団長として失注した場合は、特に会社から咎められない。これが問題なのだ。いつまでたっても反省がないからである。
大手コンサルの団長経験者が役務や短専を毛嫌いするのは恥をかきたくないという心理と自信がないという心理が入り混じっている。団長ばかり続け専門的な知見や経験を失っているのである。
お客様に認められるサービス力があればそれで十分である。
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