2009年6月13日土曜日

239:イラン大統領選挙

1時間半前に投票が終了した。暑さのせいもあって投票時間は若干延びていた。

開票結果はいつ出るのだろう。

PressTVのお陰でこれからずっと見られる。ちょっと情報を整理すると、

1.79年イスラム革命以来11回目の大統領選挙
2.選挙登録者数:4000万以上
3.石油が一番の輸出製品
4.年間インフレ率30%
5.イスラム革命を知らない世代:3割
6.失業率:12.5%
7.少数民族率;5割

さて、基本情報はこんなところか。

事前の予測や出口調査がでてこないので何とも言えないが、正直全く結果を予想できないようだ。

ポイントはいくつかあるらしい。

1.経済の安定
2.民主化対策
3.女性や少数民族の人権

革命から30年もたつと変わるのは当然である。いつまでもアメリカ大使館襲撃の学生戦士が活躍する時代ではない。彼らももう50歳代である。

ホメイニ師がフランスからテヘラン空港のタラップを降りる際ちょっとした問題があった。それは、防弾チョッキをつけるかつけないかである。師は最初拒否したそうだが、写真で見る通り結果としては着用した。そんな逸話を思いだした。

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