2009年6月28日日曜日

270:足立さんのブログ

すでにお馴染みであろうかと思うが、元JICA専門員の足立さんのブログがある。もう何年も前から続けられており毎日読んでいる。中々できるものではないご貢献である。

小生の雑駁として取りとめのないブログとは大違いである。開始動機も天と地の違いがある。小生の場合は非常に個人的でお百姓さんが大名行列を下から目線でそっと見上げる程度であるし、自分が亡くなった時に、子供たちが、「なるほど親父はこんな世界で仕事をしていて、こんなことを考えていたのか」という資料程度である。

一方、足立さんのブログは最新情報を和訳までされていて非常に親切である。コメントも流石に専門家であり信頼できる。今日のマレーシアに関するコメントには全く同感であって安心した。マ国の方のM/Mに対するこだわりは大したものである。しかし、イランはもっと凄く、インセプションレポートとは何か?と質問してくるそうだから大変である。

自分の経験からいってもマ国の政府高官は優秀であったが、当時は中国系やインド系などもいてあまりマレー系は目立っていなかったように感じた。20年も前のことである。ところが6年前に久々行ったが、マレー系の若い人の英語力が低下し以前のような熱気のある議論がなかった。どうしたことか。マレー化政策の影響であろうか。「Enjoy your dinner」だけしか言わない地方局職員は今でも仲間の笑い話である。

足立さんのブログのように時間をかけてじっくり取り組む姿勢を持ちたいと思うが中々できるものではない。せめて反面教師的な視点のヒントになれば幸いである。ジグソーパズルのような課題の謎解きも。

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