2009年6月9日火曜日

228:Fargo

ザンベジ川の内陸水運の続報を書こうと思っていたが、途中でコーエン兄弟監督製作のファーゴを見てしまったので先送りである。EUが過去にプレF/Sを実施したことと、F/Sの公示が昨年でて、現在実施された最終報告書が出来上がっているはずである。プレF/Sでの建設費は関係する4カ国の総水路延長3,000キロで6,000億円とのこと。。。

それはまた次回以降に。

さて、コーエン兄弟は昨年?のNo country for old menが有名で知っていたが、もっと面白い作品があるとは。

Fargo

96年の作品で、ノースダコタやミネソタでのストーリーである。内容は省くが、あの辺の訛りが特徴的である。ドイツ語的なヤーを連発する。実際に聞いた記憶がないが、実にそれらしい感じが伝わってくる。先日見たプレーリー・ホーム・コンパニオンもミネソタだが誇張はされていなかったはずだ。

面白いことに、カナダ国境を超えると全く違った訛りになる。国境を越えた途端にカナダ中部訛りになる。イギリス人の表現でセンテンスの最後に、でしょう、という意味のアイ(ロンドンの下町では言うのを聞いたかも)ではなくエイをつける。二十歳前後の女の子でもいうのでびっくり。東部とか西部ではあんまり聞かなかったと思う。

映画はとても残酷だがそれもリアルであり、それと反対に田舎の人の素朴さと人情もリアルである。だからコーエン兄弟の作品はスリラーでないまともな評価を受けるのかもしれない。

映画を見ていて冬のプレーリーの寒さをしみじみと思い出した。先日カナダ人と話していて冬は駐車場にエンジンを温めておくプラグがあるよねと聞いたら、確かにあったけど今は性能が良くなり要らなくなったそうだ。

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