2010年10月10日日曜日

851:ボスポラスから文化の香り

ボスポラス海峡から文化の香り

1988年から1996年までの6年間は殆どトルコでの仕事に没頭し、34歳から42歳までの期間の6つの案件で、コンサルとしての基本を学んだと云っても過言ではない。

そのトルコのイスタンブールをBBCのThe Real…が取り上げてくれた。

イスタンブールでの案件は、3つ。いずれも都市給水事業であり、世銀案件では2つ目であった。92年ぐらいが最後の滞在だから、もう18年行っていない。

BBCもボスポラス海峡の両岸を紹介してくれた。いずれの場所もレストランが多く、懐かしい限りだ。

Kadikoy:アナトリア側の町。DSIの職員と一緒にアンカラから移動した。ボスポラス海峡を海底トンネルで導水する拠点である。ピクルス、キャンディー、ワイン。。。いいね。

Beykoz:ここもシーフッドのレストランが多く、DSIとの大宴会をやった。エボカレイ、カラマール、などなど。前菜のメゼやラクーも欠かせない。音楽はやはりアラベスクやトルコ音楽。

Sade Khave:ここはヨーロッパ側。しゃれたカフェやレストランが沢山。バルックはトルコ語で魚。魚のような女性がトルコでは好まれるんですよ。

様々なトルコ語が懐かしい。忘れないところが不思議。何とも上品な言い回しがいいね。成田ではヒルトンに1泊して帰るが、あそこはトルコ航空の定宿だから、外の喫煙所でいつもCAやパイロットに会うが、トルコ語で話しかけると彼らも意外なのかびっくり仰天するから面白いし、まだトルコ語も錆びてはいないようだ。トルコ語を学ぶ機会はなかったが、挨拶など必要最低限のサバイバル会話は完ぺきにマスターしているので、それだけでも十分だ。それ以上は英語で。

アフリカにいるとトルコの食生活の豊かさをつくづく感じるね。BBCでは肉料理は出てこなかったが、ケバブも多種多様なんですね。アラブ的だけど。

今日のお昼は、河北省今野ラーメンに日本製の味噌を入れて、日中友好ラーメンの出来上がり。夜は、南アの07年ビンテージ赤ワインで乾杯だ。さびしい食事だね。

トルコの6年間が懐かしいね。だけど、太るけどね。

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