2013年11月4日月曜日

1887:シンガポール航空のミス

首都の朝。気温は25,6度だが、汗ばむ。曇り。

1か月ちょっとぶりに定宿で朝飯。

果物を食べた後、コーンフレークを食べる。食べ始めてゴキちゃんの子供が数匹入っている。コーンフレークを重力式で出す容器に入っていたようだ。ウェイターが気付いたのでさりげなく注意。それでおしまい。ホテル側に正式にクレームしたら、当然誰かが首になる。だから正式なクレームはしない。アフリカだしね。容認しますよ。

さて、主題。

SQは僕の大好きなキャリアであり、何年も続けて最高のサービスに満足している。アフリカのヨハネスまではSQで決まり。

特に、前菜に出される、サテ(特にカンビン)をお代わりするぐらいエンジョイしている。

成田を飛び立って、飲み物、前菜、主食へと続くが、まず飲み物でミス。

スコッチの水割りに氷が入っていない。ご親切にも、「スコッチに水と氷」と頼んでいたのだが。氷なしを伝えてやっと入れてもらう。

ミックス・ナッツを頼むと、すぐにサテがでるので無いという。実際には大量にある。

当然、サテが運ばれる段取りだが、出てこない。スキップしたようだ。

これで、正式にクレームする段階になった。

シニア・キャビンアテンダントを呼んで、事情を説明。ミスした関係者すべての名前のリストの提出を要請。

この段階になると、さすがに関係者全員が詫びに来る。もう手遅れ。

誰にもミスはある。しかし、3回も連続しての発生は、世界最高水準のサービスを提供すると自認するSQには有ってはいけないことと判断。会社全体の問題となり得る。問題点を会社としてフィードバックしないといけない。

A380の2階席は巨大なビジネスクラスだ。ジャンボと違ってビジネスクラスへの対応が限られたCAでは大変なんだろう。事情は分かる。しかしねえ。

シンガポールに到着して、すぐにSQ本社に正式に報告した。

シンガポールからヨハネスまでは夜行便なのでサテはでないが、サービスで提供すると言われたが、丁重にお断りした。

昨今は、最高のサービスを提供する企業の杜撰な行為が目立つ。ホテルとかね。

コンサルにも当てはまる。国交省の優秀な参事官さんに当たり前のことで怒られていて怯えていたコンサル各社も参事官さんの交代で今はほっとしているようだが、猛省して技術力を上げないといけないね。

サービス業の本来あるべき姿を忘れてはいけない。お金を頂いているのだから。

0 件のコメント: