2014年1月20日月曜日

2035:比国案件の評価内容分かる

いやー、凄い結果が出たもんですね。

先日書いた比国台風復興案件の詳細が出た。

1位指名と2位との差は、わずか0.54点。1点未満ですよ!!こういうの結構珍しい。

コンサル法人としての評価、実施方針、評価対象者の評価だけでも、1.29点の差しかない。価格点で0.75点、2位指名社が挽回したが、技術点の差は埋まらなかった。コンサル法人の評価の差が1.79点あったのはかなり利いているね。JV先に問題ありだね。でも普通はあり得ないね。JV先の会社としての経験能力の記述にチョンボありだな。営業のチェックミスでもある。

それにしてもかなりの僅差。

2位指名の会社もかなり落胆しているし、合点がいかなかったでしょうね。当然1位と思っているからね。1位指名の5社JVだが、普通だと、2つのグループに分かれるか、あるいは1社か2社が2位指名のJVになるのだが、たぶん今回は2位指名の会社が自信過剰で、それらの会社とのJVを想定しなかった可能性もあるし、5社JVになったのは、2グループに別れると勝ち目がないと考えたんだね。兎に角40名いるからね。

これから復興事業が展開されるわけですからね。ドル箱の案件。スマトラ地震と同じですね。

今回の競争はいい勝負を見せていただきましたが、本当なら3グループぐらいで戦ってほしいね。

2位指名の最大手の会社はどの会社とJV組んだんでしょうね?JV先に問題があったと思う。こういう失注の結果は真摯に反省し、分析する必要がありますね。営業と技術で合同反省会議。

兎に角、比国は2位指名会社の長年の牙城の国ですから、楽勝と楽観したかもね。油断は禁物ですね。営業のミスだね。コンサル法人の記述は、営業部の役目だから、JV先の記述に問題ありと見た。技術屋さんはプロポ作成ではたぶん頑張ったんでしょう。でもそれほど差が出なかったのは評価対象者の劣化か、あるいは書きっぷりの劣化か?

1位指名社は5社のJV。これから実施でのチームワークに気を付けてほしいですね。野合にならないように。ただし、応札への準備体制はかなり良かったね。とりあえず、営業の成功です。


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