2014年1月3日金曜日

2004:南スーダンの動向

今日はBBCでもずっと南スーダンの状況が報道されている。かれこれ、2週間ぐらいになるか。

エチオピアで和平交渉が開始されたが、いいニューズは届いていない。

国際機関やアメリカ大使館関係者などが国外に退避したニュースはあったが、日本ではまだなかったが、今日のニュースでJICA関係者、NGOなど140名程度が退避したとのこと。大きなニュースにはなっていない。

知り合いも一人行っていたが無事のようだね。彼が南スーダンに行く前に僕にメールをくれ、当地の治安が悪いので気を付けてと書いてあったが、逆に南スーダンの方がよっぽど危険だと思ったほどだ。

彼の会社も、イラク、アフガンなど危険地帯専門コンサルだが、今回の南スーダンも最悪の事態になったようだ。そういう事態は僕自身経験はない。

コンサル会社というのは、定常的に一定量受注しないと持続しないが、競争激化もあり、誰も行かないような危険な国の方が受注可能性は高い。だからといって、危険の国の支援持続性は低いので、一旦事態が悪化すると受注率は下がる。彼の会社も、去年の役務(今は単独型というが)受注率は27%。26件応札してたったの7勝。3人くらい応札者がいるが、一人は1勝のみ。あとの二人で3勝づつかね。年間で、4.5M/M程度じゃなかなか苦しいね。ひとり者だとか、子供がいないのならいいけどね。本格調査も余りあるほどあるわけじゃないし、公示が遅れたりすれば、待機の状態が続く。会社の資金繰りも大変だ。

ミャンマーは今ODAのホットスポットだが、いつまで続くかは不確実だ。比国の台風被害や中東情勢も変動している。

コンサル会社も外的要因だけで商売していると萎んでいくね。

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