80年代初頭の洋楽ではAir Supplyのヒットは忘れられない。さわやかで涼やかなボーカルの声はいい。81,2年はマレーシアの全国水資源開発計画に没頭していて、当時出始めのウォークマンで聞きながら土日の作業をしていた。忙しかったが楽しかった。
新入社員だったが団長命令で水文解析補助を命じられ、他社の水文担当が集めた資料の段ボールを日本橋の会社からタクシーで運んだ。その会社はその当時海外室ができたてのころで水文担当が団長に絞られ責任能力が果たせなかったのだ。お気の毒であった。新入社員であったが、最終報告書には作業のお恥ずかしい成果が載っている。新人に無理をさせるすごい会社だと思ったが、団長の状況判断と意思決定手法を学んだ。いい時代だった。
さて、当時の音楽だが、
中でもAir Supplyは気にいっていた。透き通るような歌は今でも聞こえてくると懐かしい。All out of my loveとか。カラオケでは歌えない音域なので十八番(おはこ)にはならないが。
さて、water supplyは専門だが、air supplyとなると全く領域が違ってくる。給気はビルの設備屋さんの領域か、あるいはトンネルや地下工事でも給気は重要だが給気計画という大がかりなものはないだろう。
water borne
air borne
と言えば、二つの意味があり伝染病の伝搬経路と輸送の経路の違いである。
コンサルとしてairに係る仕事はあんまりない。今日のBBCでは水不足がテーマだった。いずれ石油と同じように水も経済価値が増し商社あたりがビジネス参入してくるだろうし、水で紛争や戦争が勃発する恐れもある。water supplyに係る検討もretro-fittedだけでなく、淡水化、排水再利用、海上輸送(タンカーやウォーターバッグ)、海底パイプラインなどのオプションを現実的に想定すべき段階に来ている。
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