2009年7月12日日曜日

298:硫黄島からの手紙

海外出張時の自宅との連絡手段の移り変わりについては以前書いたと思う。

携帯やインターネットによってお互い24時間対応の連絡が取れるので大変便利だ。今日も妻からグアカモーレのレシピーにあるシアントロは何かメールで教えてもらった。所謂コリアンダーと。アジア各国でも使われる頻度が多く、ドリアンやケバブと同じで日本人には好きか嫌いかはっきり分かれる。ベトナムでもそうで、小生は大好き、ある人は大嫌いであった。彼はついにベトナム人やベトナムまで嫌いになってしまった。残念なことだ。食べ物の恨みは恐ろしい。

電話やメールでのやり取りも便利で好いが、手紙というのもいいものだ。書いてエアメールで送って、返信をもらうまで1カ月ぐらいだったか。このブログもそうした昔手紙に託した日々日常の思いもこめて書いていることもある。

昨日は作業中の休憩で見た「硫黄島からの手紙」に見入ってしまった。先日はアメリカ側からの視点で描かれた「父親たちの星条旗」を見たので丁度いい。3時間以上の長編だったが、変な日本語を話す二系アメリカ人も登場さず安心して見られる。内容は省くが、アメリカ人に好意的な士官を二人登場させることでアメリカ人にも理解されるように工夫している。

日本兵25000人の内生還したのが1000人だったらしい。アメリカは250000人。それでも5日で陥落できずに1カ月もかかった。それだけ軍事的な要所だったのか。二宮君が演じていたパン屋は大宮出身と描かれていた。地元だから気になる。全編日本語だが、英語訳もまずまずニュアンスが伝わると思う。クリンスイーストウッドにはピーターの法則は適用できないらしい。いい映画だった。

今日は休憩なしでいきたいものだ。ただし、大宮からのメールは見逃さない。

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