2009年7月5日日曜日

282:BBCディベート(災害リスク軽減)

1ヶ月振りだろうか、BBCの恒例ワールドディベートである。

今回は災害リスクの軽減について。UNISDR、イタリア公共事業担当、リスク専門家、そしてあの有名なフィリピンのレガルダ上院議員である。次期大統領候補といわれる彼女だがdisaster risk reductionに係るUNのchampionだそうだ。

へえ、という感じ。事情はよく知らないが、専門家に交じってごく普通の常識的な発言であり専門家からは政治家の発言だねというやや冷ややかな反応。映像だから直ぐ分ってしまう。彼女も早口で反論するが、言えば言うほど政治討論会のようだ。フィルピンの女性は中々チャーミングで好きだけど大統領候補になるような女性はちょっと避けたいところだ。

さて、災害リスク軽減対策といえば、日本が世界最先端を行っているし、参加者の出身地であるフィリピン、バングラディッシュなど相当の技術支援を行ってきた。ジュネーブで開かれたとはいえ、なぜ日本から専門家が出てこないのか???

あらゆる自然災害に係るリスク軽減策の先進国であり海外途上国の技術支援でもUNの比ではない。

お誘いはなかったのだろか?やはりこういうディベートにはぜひとも出てきてほしいものである。パネラーの方2人が日本の事例を紹介していたし、自信を持って主張できるはずである。比国の災害リスク軽減ではどれだけ大きな貢献をしたか分からない。そういう支援のことはレガルダ上院議員は一言も言わないのだ。

0 件のコメント: